「赤ちゃんのほっぺのような食感」と言われているミニトマト『プチぷよ』をご存じですか?
一般的なミニトマトと比べると、弾力があって柔らかい食感が特徴的な品種です。
指でつまんでも割れない弾力が、「赤ちゃんのほっぺ」のようだと言われています。
ミニトマトなのにミニトマトではないような、不思議な見た目と食感をしているのが「プチぷよ」なのです。
この記事では、そんなプチぷよの特徴や育て方について解説しています。
食べてみたい、育ててみたい、という方は是非読み進めて参考にしてみてください。
アイキャッチ画像提供:三越伊勢丹の食メディア WEB FOODIE
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ミニトマト『プチぷよ』とは
ミニトマトの品種である「プチぷよ」は、2008年に品種登録され、現在でも種子や苗の販売がされています。
品種登録されてからも改良が続けられ、2014年には葉かび病の抵抗性が追加されました。
そして、葉かび病の抵抗性がある品種は頭に「CF」の2文字が付いているので、プチぷよの正式な品種名は「CFプチぷよ」となるのです。
さらに2017年には、黄色い果実の「CFプチぷよイエロー」が登場しており、2種類から選べるようになりました。
プチぷよはその名の通り、ぷよぷよとした果肉が特徴的な品種であり、スーパーには並んでいない珍しいトマトとして家庭菜園でも育てられています。
次の章からは、そんなプチぷよの特徴を解説していきますよ。
プチぷよの特徴
ここからは、プチぷよを食べてみたい、育ててみたいという方に向けて特徴の解説をしていきます。
少し変わった面白いミニトマトなので、他のトマトと比べながら見てみてください。
プチぷよの特徴① 薄い皮と分厚い果肉
プチぷよは商品名の通り、ぷよぷよとした弾力のあるジューシーな果肉が特徴です。
商品カタログでは、「赤ちゃんのほっぺのような食感」と謳われていて、つまんでも潰れないくらい弾力があります。
ヘタを取ってみると、ぱっと見「サクランボなのでは?」と思うくらいツヤもあって他のミニトマトとはまるで違う品種なのです。
プチぷよの特徴② ひと口サイズで甘みがたっぷり
プチぷよは酸味が少なく、糖度は高いので、甘さが際立つ品種です。
果実の大きさは一般的なミニトマトよりも少し小ぶりで、小さな子供でも一口で食べられるくらいです。
甘みがたっぷりで果実が小さいので、おやつ感覚でも食べられる可愛らしいトマトになっています。
また、皮が薄くて口の中に残ることがないので、トマトの皮が苦手な人でも美味しく食べられますよ。
プチぷよの特徴③ 栽培中の裂果が出にくい
トマトの栽培では、大雨が降ったり水を与えすぎたりすると、実が割れてしまうことがあります。
ですが、プチぷよの果肉は柔らかく弾力性があるため、パリッと実が割れてしまうことが少ないのです。
ハウスを使わず栽培することの多い家庭菜園では、雨による裂果を少なくできるのが大きなメリットになります。
プチぷよの特徴④ 葉かび病の抵抗性でハウス栽培にも最適
トマトは雨が当たらない方が栽培しやすいので、ハウスの中で栽培したり、簡易的な雨よけを作ったりして栽培することもありますよね。
ハウスなど施設内で栽培する時に発生しやすい病気の一つに「葉カビ病」があります。
プチぷよは、改良が続けられて葉かび病の抵抗性が追加されたので、施設栽培にも向いている品種なのです。
家庭菜園でも、雨に当たらない簡易的なハウスを建てての栽培にも挑戦してみてはいかがでしょうか。
ここまではプチぷよの特徴について解説してきましたが、次からは実際に育てる際のポイントの説明に移っていきます。
プチぷよの育て方とポイント
見た目が特徴的なプチぷよですが、育て方にも少し気をつかうところがあります。
ここからは、できるだけ多く収穫するためのポイントを解説していくので是非ご覧ください。
皮が柔らかいため、傷が付かないように注意する
プチぷよの皮は非常に薄く、少しの刺激で傷がつくことがあります。
そのため、特に誘引する際に他の枝が触れないように注意しなければなりません。
傷がつくと、そこからカビが生えたり、腐ったりして収穫できなくなることもあるので、他の品種のトマトよりも扱いには気を付けましょう。
栽培後半の疲れに注意する
プチぷよは比較的樹勢が強く、スタミナのある品種です。
栽培前半から元気があり、しっかりと花も咲いていくので初心者でも問題なく実が付いていきます。
しかし、前半で体力を消耗しすぎると、いくら樹勢が強い品種でも後半にバテてしまいます。
少し樹が弱ってきそうだと感じたら、摘果で実を減らして樹勢のコントロールをしてみましょう。
樹勢をコントロールする具体的な方法については、次の記事を参考にしてみてください。
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プチぷよの種・苗の購入方法
プチぷよの種はネット通販で簡単に購入することができます。
苗の購入は、トマトの植え付けシーズンになると、植物の苗を販売している店舗にも並ぶので、実際に目で見て購入することが可能です。
Amazonや楽天でも種と苗の販売はされているので、購入場所に困ることはないでしょう。
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最後に【プチぷよは育てるのも食べるのも面白い】
プチぷよは、一般的なミニトマトにはない見た目や食感をしているので、育てるのも食べるのも面白さがあります。
あまり樹が大きく育たない品種なので、家庭菜園でもコンパクトに育てることができておすすめです。
プチぷよが気になった方は、購入して食べてみたり、自分で育ててみたり、プチぷよの面白さを体験してみてください。
<他にも様々なトマトの品種を紹介しています>