トマトの育て方

【家庭菜園に役立つ】トマトの苗を植える時期!夏では遅い理由とは?

トマトの苗を植える時期は、いつが正しいと思いますか?

家庭菜園でトマトを育てるには、苗を植える時期がとても重要であり、ここで失敗してしまう人もいるのです。

植える時期を間違えると、上手く成長しなかったり、収穫できる期間が短くなったりします。

植える時期で失敗しないために、トマト農家の私が、家庭菜園に対応した「正しいトマトの植える時期」についてまとめました。

【 この記事でわかること 】
  • 正しいトマトの苗を植える時期
  • トマトの苗を植えてはいけない時期
  • 収穫が始まる時期
【 記事の信頼性 】
  • 筆者は、農業の専門学校(トマトを専攻)を首席で卒業
  • トマトの大産地で、栽培面積・収量共に上位10%に入る農家に
  • トマト栽培の知識と技術を活かして記事を執筆

家庭菜園でトマトを育てるには苗を植える時期が重要

トマトは夏の野菜ですが、スーパーには1年中トマトが並んでいますよね

1年中トマトが流通しているのは、冬でもトマト農家が施設で暖房を炊きながら育てているからなんです。

しかし、家庭菜園でトマトを育てる場合には、暖房機なんて普通ありませんよね。

そのため、育てられる時期が限られ、苗を植える時期が非常に重要になってくるのです。

トマトの苗を植える時期

地域にもよりますが、5月~6月頃がトマトの植え付けに適している時期になります。

トマトは、気温が一桁になるような低温には弱い植物なので、ある程度気温が高くなってくる時期に植えるのが一般的です。

5月中旬頃になれば、気温の低い地域でも夜温が下がりすぎず、トマトも耐えることができます。

目安としては、最低気温が10度を下回らないようになったら、トマトを植えられる時期と考えると良いでしょう。

5月~6月は、トマトの苗の販売量が多くなる時期でもあります。

「トマトの苗が多く売られている時期が植える時期」と判断するとより分かりやすいですね。

ちなみにトマト農家の我が家では、苗の数が多いので数回に分けて植えています。

最初の苗を5月の中旬頃から植え始め、最後の苗を6月中旬頃には植え終わるようにしていますね。

ミニトマトも植える時期は同じ?

トマトは5月~6月に植えるのが一般的と先述しましたが、ミニトマトと中玉トマトにおいても、植える時期はほとんど同じです。

大玉トマト・中玉トマト・ミニトマトでは、生育スピードや収穫時期に多少違いがありますが、植える時期は全て共通で問題ありません。

植える時期と畑の準備は共通なので、苗を購入する直前になって、品種を変更してもまだ間に合います。

トマトはどんな品種でも、寒さに当てないように植えるのが鉄則ですよ。

家庭菜園でトマトを植えてはいけない時期

トマトは5月~6月に植えるのが一般的と説明しましたが、地域によって気候や気温が変わるので、多少のずれはあります。

ですが、家庭菜園でトマトを育てる際に、絶対に苗を植えてはいけない時期もあるのです。

トマトを植えてはいけない時期は、下記の通りです。

  • 真夏の高温期
  • 気温の低い春先
  • 気温が下がってくる秋口

3つの植えてはいけない時期について、順に説明していきます。

真夏の高温期

トマトは夏の野菜ですが、実は真夏の暑さは苦手な植物です。

トマトが生育しやすい気温は、15度~25度程度と言われているので、30度を超える日本の夏はなかなか成長できません。

それでもトマトが枯れてしまわないのは、高温期(8月)までにしっかり根を張って、水を吸い上げる準備ができているからなんです。

もし、真夏に小さな苗を植えたとしたら、水を吸い上げる根が伸びておらず、暑さに耐えることで精いっぱいで成長できません。

真夏の高温期に植えるのは避け、遅くても7月上旬頃までに植えるようにしましょう。

気温の低い春先

記事の前半で説明しましたが、トマトは気温が1桁になるような低温にも弱いです。

夏までに根をたくさん張るため、できるだけ早く植えようと急いでしまうと、春先の低い夜温に当たってしまうかもしれません。

低温に当たることで、1段目が奇形になったり、生育が止まったりする、低温障害が発生する可能性があります。

天気予報で最低気温を確認しながら、10度を下回らない日が続くようになってから植えましょう。

気温が下がってくる秋口

上記の2つに当てはまらない、丁度良い気温の9月~10月あたりなら植えても良さそうですよね。

ですが、9月~10月頃も苗を植えてはいけません。

トマトの苗を植えるには適した気温かもしれませんが、植えた後は冬に向かって気温が下がっていくばかりです。

収穫直前になった頃、気温が下がりすぎて育てられなくなるのが目に見えています。

室内での栽培ならいつ植えても良いのか

家庭菜園でトマトを育てるには、畑で育てる以外にも、プランターを使った栽培方法があります。

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プランターでトマトを育てれば、室内で室温を調節しながら栽培できるので、いつ植えても「育てることは可能」です。

しかし、トマトの生育を止めないようにするには、8度~35度程度の間に室温を調整する必要があります。

多少、低温や高温にあたってもすぐには枯れませんが、良いトマトを実らせるのは難しいでしょう。

結論、室内栽培であればいつ植えても育てられはしますが、適期以外の植え付けはおすすめしません

トマトの苗を植えて収穫できるようになる時期

トマトの苗は、1段目の花が咲くころに植えるのが一般的ですが、植えてから収穫まではなかなか時間がかかります。

5月~6月に予定通り、花の咲きかけた苗を植えることができたら、収穫まで2ヶ月弱かかると覚えておきましょう。

【例】5月中旬頃に苗を植えた場合、7月上旬頃に収穫できるようになります。

ミニトマトの場合は、大玉トマトよりも早く色が付き始めるので、1ヶ月半ほどで収穫できるようになるでしょう。

また、気温が高いほど早く収穫できるようになるので、地域によっては上記の時期より早く収穫できる可能性もあります。

夏のトマトの産地は7月上旬頃が出荷始まりなので、近い時期に収穫ができるようになっていれば、植える時期は正しかったということになります。

トマトの苗は正しい時期に植えて夏に多収を目指そう

記事の序盤でもあった通り、家庭菜園でトマトを育てるには、苗を植える時期が非常に重要になってきます。

トマトを収穫できる期間をできるだけ長くとるためには、5月~6月に植えることを最優先しましょう

5月~6月に植えるのは、以下のような理由がありましたね。

5月~6月に植える理由
  • 10度以下の低温に当てないため
  • 高温期に根を張っておくため
  • 収穫期が冬にならないため

正しい時期にトマトの苗を植えることができれば、7月からはたくさんトマトを収穫できるようになります

植える時期を間違えるだけで、収穫できなかったり、収穫できる量や期間が減ったりする可能性があるのです。

今回記事にしたことは、トマト農家の私も毎年実践している内容なので、家庭菜園でトマトを育てるなら参考にするしかないですよ!

最後に、このブログ「もこっとおにぎり」では、トマト農家の私が、トマトに関する知識と技術を詰め込んだ記事の更新を続けています。

トマトの育て方で困ったことがあれば、またいつでも遊びに来てくださいね。

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