トマトの育て方

トマトの葉かき作業のやり方!葉っぱを取って減らす理由と効果!

 

トマトの葉っぱを切り落とす葉かき作業はしていますか?

家庭菜園ではあまり優先されない作業ですが、葉っぱをわざわざ減らすのも理由があります。

葉かきをする理由と効果、やり方についてまとめてみました。

この記事では次のことが書かれています。トマトの葉かきをまだしたことがない方は是非ご覧ください。

記事の内容

  • トマトの葉かき作業の必要性
  • 葉かきをするメリットとデメリット
  • 葉かき作業のやり方と注意点

トマト栽培で葉かきは必要なのか

トマトの葉っぱをわざわざ取ってしまう葉かきの作業ですが、トマトを育てるだけならそこまで必要ではありません。

ですが、大きくて形が良くて美味しいトマトを作ろうと思ったら必要な作業です。

トマト農家さん達は必ずと言っていいほどこの葉かきの作業を行っています。

せっかく付いた葉っぱを取るのは勿体無いと思うかもしれませんが、葉かきにはメリットがたくさんあるので、正しい作業方法でやってみてください。

トマトの葉かきの効果

葉かきをするとメリットとなることが多くありますが、デメリットになることもあります。

それぞれ具体的にどんな効果があるか次にまとめてみました。

トマトの葉かきをするメリット

トマトの葉かきをするメリットとしては次の4つが挙げらます。

葉かきをするメリット

  1. 風通しや見通しが良くなり、病気や害虫を予防できる
  2. 不要な葉がなくなり、必要な部分に栄養が送られる
  3. 尻腐れの発生が軽減される
  4. 誘因など、他の作業を効率よく行える

1.風通しや見通しが良くなり、病気や害虫を予防できる

葉っぱが少なくなることで風が通り、多湿によって発生しやすい病気を予防できます。

また、虫が隠れる場所が少なくなり、害虫の発見も早くなります。

農薬による消毒があまりできない家庭菜園においては、有効な病害虫対策になるでしょう。

2.不要な葉がなくなり、必要な部分に栄養が送られる

トマトの生育が進むと、下部についている古い葉は老化していることが多いです。

老化した葉では光合成の働きが悪く、栄養を作るより使うほうが多くなってしまいます。

この不要な葉を取り除くことで、生育に必要な若い葉や果実に栄養が多く送られるようになります。

3.尻腐れの発生が軽減される

トマトのお尻が黒く腐ってしまう尻腐れの発生要因に、カルシウム不足があります。

不要な葉をかくことで、そこに送られていたカルシウムが全体に行き渡るので、カルシウム不足が原因の尻腐れは少なくなります。

尻腐れはカルシウム不足以外の原因もあるので、こちらの記事も参考にしてみてください。

https://young-tomato-farmer.com/entry/tomato-sirigusare

4.誘因など他の作業を効率よく行える

葉かきをすると、込み合って株がスッキリするので、葉が多くてやりにくかった他の作業をストレス無くできるようになります。

込み合っていて作業がしにくい時には、作業の効率化を目的として葉かきをしてみるのも効果的です。

トマトの葉かきをするデメリット

メリットが多い葉かき作業ですが、デメリットもあります。

葉かきをするデメリット

  1. 作業に手間がかかる
  2. 葉の切り口から病気が入る可能性がある
  3. 葉を減らしすぎると生育に影響が出る

1.作業に手間がかかる

家庭菜園でトマトを育てていて株数があまりないのであればそこまで作業に時間はかかりません。

しかし、ハウスで広い面積の管理をしている場合は、この葉かき作業にかなりの時間を要します

葉かきよりも優先しなければならない作業も多くあるので、後回しになりがちな作業でもあります。

2.葉の切り口から病気が入る可能性がある

葉かきは慣れれば手でもできますが、ハサミを使って作業することが一般的です。

病気にかかっている株の葉っぱを切った後、気が付かず他の株も切ってしまうと、そこから病気が入って発病することがあります。

これを繰り返すと病気が広がっていくので注意が必要です。

3.葉を減らしすぎると生育に影響が出る

老化した葉は取ってしまってもあまり影響はありませんが、まだ元気な葉っぱを何枚も取ってしまうと、トマトの樹が弱ったり、果実が落ちたりすることがあります。

葉かきをするとスッキリするので切るのが楽しくなるかもしれませんが、葉かきのやりすぎには要注意です。

トマトの葉かき作業のやり方

実際に葉かきをどのようにするのか、作業のやり方を説明していきます。

葉っぱの取り方

専用のハサミを用意し、茎から2~3cm残して切り落とします。

少し残すことで、切り口に病気がついても残した部分が枯れ落ちることがあるからです。

手で取る場合は、病気が付いていない新品の使い捨てゴム手袋などを用意します。

手で取ると茎から少し残すのが難しいので、葉っぱの生え際を持って下から上に持ち上げるように引っ張ると簡単に取れます。

葉っぱを切る園芸専用ハサミのリンクを載せておきます。

トマトだけでなく、様々な野菜や植物に使用可能なハサミです。トマトを育てるならこれ1つでなんでも切れちゃいます。

葉かきをする部分

基本的に葉かきは、収穫が終わった段の下葉を取ります。

果実がなくなった段から下の葉っぱはあまり必要のない葉になるので、不要な葉っぱになります。

地域や農家さんによってどこまで葉を取るかは違ってきますが、家庭菜園の夏秋栽培なら3段目までの葉を取れば十分です。

作業時間に余裕がなければ、1段目までを取るだけでも効果があります。

トマトの葉かきを始めるタイミング

トマトの収穫が始まり、1段目の果実が全てなくなったら葉かきを始めましょう。

まずは1段目までの葉かきをし、2段目の収穫も終わったらそこまで葉かきをする、というように進めます。

夏秋栽培の場合、10月頃から多湿による灰色かび病が増えるのでそれまでに傷んだ葉を取り、通気性を良くしておきましょう。

トマトの葉かきをする際の注意点

葉かきをする際、注意するべき点が3つあるので作業を始める前に確認しておきましょう。

葉かきの注意点

  1. できるだけ天気が良い日に行う
  2. 葉を取りすぎない
  3. 様子がおかしい株は後から

1.できるだけ天気が良い日に行う

葉かきをした時の切り口がすぐに乾かないと病気が入る可能性が高くなります。

切り口を早く乾かすため、できるだけ天気が良い日に葉かきをするようにしましょう。

なかなか晴れる日がなくても、雨の日よりは曇りの日を選んで作業すると良いです。

2.葉を取りすぎない

冬のトマトはまだ収穫していない段まで葉かきをすることがありますが、家庭菜園や夏秋栽培ではそこまで取る必要はありません。

取りすぎると生育が遅れることもあるので、多くても3段目まで取れば十分です。

樹が弱っているときは2段目までにするなど、よく観察しながら作業しましょう。

3.様子がおかしい株は後から

茎が黒くなっていたり、カビが生えているような株は後回しにしておきましょう。

病気にかかっている可能性があるので、気が付けないと病気を広げてしまいます。

作業中に気付くことができたら、触らないように最後に作業するようにします。

【最後に】葉かきをするとトマトが喜ぶ

葉かきはやらなければ実がならない訳でもなく、枯れてしまう訳でもありません。

ですが、トマトにとったら余分な葉を取ってもらえてスッキリするので、品質の良い果実を実らせてくれます。

手間のかかる大変な作業ですが、やれば必ずトマトが喜んで応えてくれるはずです。

面倒だと思わず、この記事を参考にして作業してみてください。

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