野菜の豆知識

トマトを長持ちさせる保存方法!【常温・冷蔵・冷凍】を使い分けよう!

トマトを長持ちさせるための保存方法をご存じですか?

トマトは季節や保存期間によって保存方法を変えると鮮度を保ちつつ長持ちさせることができます。

保存方法としては、「常温保存・冷蔵保存・冷凍保存」の3つがあります。

この記事では、3つの保存方法の保存期間と注意点について、最後にはミニトマトとの保存方法の違いについてまとめました。

できるだけトマトを長持ちさせたい方は是非読み進めてみてください。

トマトを長持ちさせる保存方法① 常温保存

トマトの1つ目の保存方法、常温保存する場合、できるだけ長持ちさせる方法を紹介します。

青さが残るトマトは常温で追熟させる

トマトにまだ青さが残り、未熟な場合に常温保存を利用しましょう。

トマトは常温(10度~20度くらい)で置いておくと追熟で少しずつ赤くなり、未熟なトマトでも完熟にさせることができます。

追熟で赤くなったら、冷蔵庫に移動させて冷蔵保存します。

追熟する条件や早く追熟させる方法については下記で確認しましょう。

【トマトの追熟方法】未熟なトマトも美味しく食べられる

常温保存の注意点

既に真っ赤に熟しているトマトは常温保存はなるべく避けるようにしましょう。

また、夏の30度近い気温での常温保存もおすすめしません。

常温保存をするのであれば、気温が低い冬季か、未熟なトマトを追熟させる場合のみにしましょう。

また、冬季でもあまり追熟させたくなければ、日の当たらない風通しの良い場所に置いておくと良いです。

トマトを長持ちさせる保存方法② 冷蔵保存

トマトの2つ目の保存方法、冷蔵保存をする場合のポイントを紹介します。

常温保存より長持ちさせるためには冷蔵保存

冬季であれば常温保存でも長持ちしますが、その他の季節では冷蔵保存した方がトマトは長持ちします。

夏場の常温保存だと3日もすると熟しすぎて柔らかくなってしまいますが、冷蔵保存しておけば10日程は持つようになります

買ったときに既に完熟していて、すぐに食べないのであれば冷蔵庫に入れるようにしましょう。

冷蔵保存の注意点

トマトを冷蔵庫の野菜室など他の野菜と一緒に入れる場合には、ラップやビニール袋に入れるなどして保存するようにします。

トマトからはエチレンガスという野菜や果物の成長を促すホルモンが出ています。

他の野菜がこのエチレンガスにあたり続けると、だんだんと鮮度が落ちて腐りやすくなってしまうのです。

そのため、トマトは口を塞げる袋などに入れてエチレンガスがなるべく漏れないように保存すると良いです。

トマトを長持ちさせる保存方法③ 冷凍保存

トマトの3つ目の保存方法、冷凍保存をする場合のポイントを紹介します。

長期間保存しておきたい時は冷凍保存

冷凍保存であれば、トマトの鮮度をある程度保ちながら、長期間保存しておくことができます

2ヶ月以内に食べるのが理想ですが、保存状態が良ければ半年間保存することも可能です。

冷凍したトマトは長期間保存することができますが、味は冷凍前よりも落ちるので生食よりも加熱させた料理に使うのがおすすめです。

また、解凍後水にさらすと簡単に皮がむけるメリットもあります。

冷凍保存の注意点

冷凍庫に入れる際には、ヘタを取って保存袋に入れ、できるだけ空気を抜いて保存しましょう

ヘタの付近をカットした場合は、切り口をラップで包むなどして空気に触れて乾かないようにします。

料理用にカットしたトマトも、袋に入れて空気を抜いて冷凍庫に入れれば保存しておくことができます。

ミニトマトの保存方法

ミニトマトの保存方法は大玉トマトと大差ありませんが、冷蔵保存をする場合少しだけ違う箇所があります。

冷蔵保存は野菜室ではなく冷蔵室で

ミニトマトは、ヘタを取ってタッパーなどに入れて冷蔵保存するのがおすすめです。

大玉トマトは野菜室で保存するのが一般的ですが、ミニトマトはヘタを取って処理してあるので、冷蔵室でしっかり冷やした方が保存期間が延びるのです。

また、タッパーに入れて水に浸けておく保存方法もあります。

その場合は、ヘタを取らずにタッパーにかぶるくらいの水を入れ、フタをして密閉させます。

2日に1回ほど水を交換すると、10日間ほど新鮮な状態が続くようになりますよ。

【まとめ】保存方法を使い分けてトマトを長持ちさせよう

今回紹介した3つの保存方法をまとめると、次のようになります。

  • 【常温保存】・・・追熟させる場合か冬季
  • 【冷蔵保存】・・・2週間以内に食べる場合
  • 【冷凍保存】・・・さらに長期間保存したい場合

スーパーで買ってきたトマトはほとんどの場合にすぐに食べるはずなので、冷蔵保存しておけば問題ないと思います。

追熟させたい時や、すぐに食べない時には、常温保存と冷凍保存を使い分けて新鮮なトマトを長持ちさせることができます。

美味しいトマトの選び方についても下記の記事にまとめられているので、続けて読んでみてください。

【主婦必見!美味しいトマトの選び方】

https://young-tomato-farmer.com/entry/umaitomato

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