といった悩みを解説していきます。
トマトトーンはトマト栽培の必需品とされ、多くの人がトマトトーンを使ってトマトを育てています。
しかし中には、「トマトトーンを使わなくてもトマトを育てられるのではないか」と疑問を持つ方もいるのではないでしょう。
本記事では、トマトトーンの必要性や、使った方が良い場合と使わなくても良い場合などをはっきりさせていきます。
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トマトトーンはトマト栽培で必ず使った方が良いと言われることが多く、僕のブログでも同じように書いてきました。
しかし、使わなくてもトマトは育てられるのではないかと思う人も少なからずいるはずなので、トマトトーンの必要性から解説していきますね。
そもそもトマトトーンの効果とは?
本題に入る前に、トマトトーンの効果を把握できていない方に向けて、簡単にトマトトーンの効果について説明します。
トマトトーンの主な効果には、トマトを初めとする果菜類の実をなりやすくしたり、肥大が早めたりすることが挙げられます。
ここでは簡単な説明のみにしますが、トマトトーンの効果やメリット・デメリットについてまとめている記事もあるのでさらに詳しく知りたい方は読んでみてください。
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トマトトーンを使わなくても育てることは可能
本題に戻りますが、トマトトーンはトマト栽培で非常に役立つものですが、実は使わなくてもトマトを育てることは可能です。
トマトの花は受粉することができれば果実ができるので、基本的には風や虫などが要因となって勝手に実がなっていきます。
ですが、トマトトーンが必要ないわけではなく、使った方が良い場合もあるのです。
トマトトーンを使った方が良い場合、使わなくても良い場合を次の章から解説していきます。
トマトトーンを使った方が良い場合
トマトトーンをできれば使った方が良い場合は主に3つあります。
- 室内で育てている
- ハウス内で育てている
- 1段目の花が咲いたとき
トマトは風で花粉が飛んだり、花粉を集める虫が訪花してくれることで受粉して実をつけることができます。
風が入りにくく、虫もいない室内やハウス栽培では、できれだけトマトトーンを使って着果させましょう。
そして、必ずと言っていいほどトマトトーンを使って欲しいのが、1段目の花が咲いたタイミングです。
トマトは1段目の花に着果させることができれば、その後の花も着果しやすくなるという性質があるため、1段目はトマトトーンで確実に着果させましょう。
1段目が着果しないと、その後もずっと実がならない樹になる可能性があります。
トマトトーンを使わなくても育てやすい場合
下記の場合は、トマトトーンを使わなくても自然と実がなっていきやすいです。
- 風通しの良い場所で育てている
- 1段目がしっかり着果している
トマトは本来、自然の中で人の手を借りずに種を増やすことができる植物なので、自然環境の露地で育てていれば実がついていきます。
ただし、1段目が着果していないと2段目以降も着果しない可能性があるので、1段目が着果していなければ2段目以降はトマトトーンを使いましょう。
また、たとえ風通しの良い場所で育てていたとしても、トマトの生育状況によっても着果のしやすさは変わってきます。
トマトトーンを使っていなくて実のなりが悪いと感じた時は、できるだけ早くトマトトーンを使うと良いでしょう。
ミニトマトはトマトトーンを使わなくても着果しやすい
実は、ミニトマトは大玉トマトよりも着果しやすい性質を持つため、トマトトーンを使わなくても上手く着果する確率が高いです。
なので、家庭菜園でミニトマトを育てる場合はわざわざトマトトーンを使わないという選択肢もあります。
しかし、使った方が良い事には変わりありません。
ミニトマト農家ではトマトトーンが使われており、元々の着果のしやすさを活かして確実に着果させるようにしています。
ミニトマトはトマトトーンを使わなくても実がつきやすいのですが、確実に収穫を続けたい場合はトマトトーンを使って育ててみましょう。
トマトトーンを使わない場合は人工授粉で代用
という方は、トマトトーンは使わなくてもいいのですが、代わりに人工授粉をすることをおすすめします。
やはり何もせず自然に実をならせ続けるのは非常に難しく、どこかで実がならなくなってしまう可能性が高いです。
トマトトーンよりも手間はかかりますが、花ひとつひとつに人工授粉で着果処理をしていけば、実をつけ続けることができるでしょう。
下記の記事に人工授粉のやり方がまとめられているので、参考にしてみてくださいね。
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まとめ【トマトトーンは必須ではないが使うメリットが多い】
トマトトーンは使わなくてもトマトを育てることは可能ですが、トマト農家の僕はできるだけ使うことをおすすめします。
自然着果は限界があり、トマトトーンを使った方が確実に実をつけることができて全体的な収穫量が増えるからです。
また、トマトは大きな果実になればなるほど着果しにくく、特に大玉トマトはトマトトーンが必須レベルだと言えます。
トマトトーンを使いたくない方は、人工授粉だけでも必ずした方が良いでしょう。
トマトは実がならなければ収穫するものも無くなってしまうので、トマトトーンか人工授粉で確実に着果させることが重要ですね。
本ブログでは、トマトトーンの関連記事を多数執筆しているので、興味がある方は読み進めてトマト栽培に役立ててみてください。