本記事では、トマト農家の僕が、トマト栽培に最適なおすすめのプランターを5つ紹介します。
初心者用、デザインにこだわりたい人用、扱いやすさを重視する人用など、どんな人にもおすすめできるプランターを用意しました。
また、トマト農家の僕が選んでいるので、機能面でもトマト栽培に合っているものばかりです。
プランター選びで失敗したくないという方は、ぜひ最後まで読み進めてお気に入りのプランターを見つけてみてください。
トマト栽培に使うプランター選びのポイント
トマトのプランター栽培は、プランター選びが非常に重要です。
プランターの大きさや性能がトマトに合っていないと、育てにくくなったり、失敗しやすくなったりしてしまいます。
トマト栽培を失敗しないために、プランターは必ずトマトに合っているものを選びましょう。
トマトに使うプランターの選ぶポイントはいくつかありますが、とりあえずは大きさに注目して選べば失敗はしにくくなります。
下記の記事にも理由がまとめられていますが、できるだけ大きいプランターを選ぶのがおすすめです。
トマト栽培に最適なプランターの大きさは?【小さすぎはNG!】
プランターの大きさが、トマトの育てやすさに関わっていることをご存じですか? 実は、プランターの大きさ選びを失敗してしまうと、トマト栽培も失敗しやすくなってしまうのです。 特に、小さくて可愛らしいプラン ...
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トマトに使うプランター選びを絶対に失敗したくないという方は、プランターの選び方についてまとめた下記の記事も読んでみてください。
プランター選びの幅がさらに広がり、本記事で紹介していくおすすめプランターの良さが、より分かるようになりますよ。
トマト栽培におすすめのプランターの形は丸型?横長?
おすすめのプランターを紹介していく前に、迷いどころの一つである、丸型プランターと横長プランターのそれぞれの特徴を解説しておきます。
後に紹介するおすすめプランターの中には、丸型と横長の両方があるので、どちらを選ぶかの参考にしてみてください。
おすすめは丸型のプランター
トマト栽培に使うプランターで、丸型か横長かどちらかを選ぶとしたら、僕は丸型のプランターを圧倒的におすすめします。
丸型プランターは、横長のプランターよりも底が深いものが多く、根を深く張るトマトには最適です。
また、丸型プランターには1株しか植えないので、誘引や水と肥料の管理がしやすくなるメリットもあります。
丸型だけでなく、四角型のプランターも底が深いのでおすすめですよ。
横長を使うなら植えすぎないように注意
もし、横長のプランターを使うのであれば、できるだけ大きくて底の深いものを選ぶようにしましょう。
それに加え、いくら幅があるからと言っても、植える株数を増やしすぎてはいけません。
家庭菜園で使われることが多い幅70cm程度のプランターなら、2株が上限で、3株以上はトマトにとって狭すぎます。
3株以上植えたいのであれば、プランターを追加で購入するか、さらに幅が広い100cm以上のものを選ぶようにしましょう。
トマト栽培にぴったり!【おすすめプランター5選】
トマト栽培にはどんなプランターが適しているのかわかったところで、いよいよおすすめのプランターを紹介していきます。
5つのプランターを紹介しますが、トマト農家の僕が厳選したプランターなので、どれを選んでも間違いのない商品ばかりです。
どれもトマトに適しているので、主にデザインや価格を見比べて、お気に入りにプランターを選んでみてください。
おすすめ①シンプルでコスパ最強な丸形プランター
1つ目に紹介するのは、「ザ・プランター」ともいえるシンプルデザインで、コスパ最強の丸形プランターです。
トマトは15L以上の容量があるプランターで育てるのが理想ですが、このプランターは容量が丁度15Lなので、トマトに適していると言えます。
それに加え、支柱を固定するアームを装着することができるので、支柱を立てる場所や立て方にも困りません。
何よりAmazonで1000円以下で購入でき、そのコスパの良さから、トマト栽培の入門としては最適のプランターだと思います。
おすすめ②持ち手付きでスタイリッシュな四角型プランター
2つ目に紹介するのは、持ち手付きで移動させやすく、デザインもおしゃれな四角型プランターです。
プランター栽培の良さは、場所を選ばずどこでもできて、途中で移動させることもできるというところですよね。
ただしトマトの場合、非常に背丈が高く育ち、プランターの重さも相当なものになるので、途中で移動させるのがなかなか難しいことがあります。
そんなときは、持ち手がついていて持ち上げやすい、このプランターが大活躍してくれるでしょう。
デザインもシンプルですがおしゃれな作りになっていて、最初に紹介した丸型プランターが地味に感じていた方には、こちらのプランターがおすすめです。
おすすめ③トマトを広々と2株植えられる横長プランター
3つ目に紹介するのは、最初に紹介したプランターと同様にシンプルでコスパの良い、横長プランターです。
機能面は、最初に紹介した丸型プランターと似ていて、支柱を立てられるように穴が開いています。
デザインも同様にシンプルで、違いと言えば幅75cmの横長という点くらいですが、トマトを2株植えたい方には最適です。
丸型のプランターを2つ購入しても良いのですが、水と肥料をあげる手間が増えるので、2株植えるのであればこちらの横長プランターが良いでしょう。
こちらのプランターも最初に紹介した丸型プランター同様に、トマトのプランター栽培の入門用としてはぴったりの商品ですね。
おすすめ④とにかくおしゃれな木製の横長プランター
4つ目に紹介するのは、少し高価であるものの、植物とマッチする木材でできている、抜群におしゃれな横長プランターです。
ここまで紹介してきたプランターは、入門用として最適なコスパの良いプランターでしたが、こちらのプランターは少し高価な高級感のあるプランターです。
木材も植物も、自然の中にあるものなので相性が良く、インテリアとしての良さも両者が引き立て合ってくれます。
また、大きさと色を選ぶことができ、置きたい場所に合ったサイズや色合いにできるのが嬉しいですね。(※トマトには一番小さいサイズ以外がおすすめ)
少し高価なのが唯一のデメリットですが、菜園コーナーをおしゃれにしたいという方は、少し奮発しておしゃれなプランターを選んでみてもいいと思いますよ。
おすすめ⑤抜群に扱いやすい不織布プランター
最後に紹介するのは、扱いやすさが抜群にいい不織布でできたプランターです。
見てもらえば分かるかと思いますが、マスクの素材として代表的な不織布を、そのままプランター型にしただけの商品です。
不織布は通気性や浸透性に優れているため、不織布でできたプランターを使うと、土の湿度を一定に保ちやすくなる効果があります。
また、扱いやすさにも優れている点も、特徴の一つです。
使わない時はたたんでおけば収納スペースを取らず、何度か使ってボロボロになってきたら、燃えるゴミとして簡単に処分することができます。
Amazonなら5セットを1300円台で買うことができるので、実は一番コスパの良いプランターなのかもしれませんね。
プランターと一緒に購入しておくべき物
前章でおすすめのプランターを5つ紹介してきましたが、プランターを用意しただけでは、トマト栽培の準備としては不十分です。
トマトのプランター栽培を始めるには、下記の3つの道具も購入しておく必要があります。
プランター以外に必要な物
- 支柱
- 鉢底石
- 培養土
支柱と鉢底石は、何を買っても機能的にはほとんど同じなので、あまり悩まず買っておけば問題ありません。
培養土は色々な商品がありますが、トマト栽培用と記載があればよっぽど失敗することはないですが、プランターの大きさに合った量を買いましょう。
それぞれの最もスタンダードな商品のリンクを下に貼っておくので、ここで買いそろえてみてもいいですね。
支柱
トマトを支えるための、太さ8㎜、長さ1.2mの支柱です。
プランターの穴に固定して使用する場合は、太さが細めのこの規格が合います。
あまり太すぎる支柱を選ぶと、プランターの穴に入らないので注意しましょう。
鉢底石
鉢底石をプランターの底に敷き詰めると、排水性が良くなります。
トマトは排水性の良い土の方が育てやすいため、プランター栽培でも鉢底石が役立ちます。
鉢底石が無くても育てることはできますが、予算に余裕があるのであれば買っておいた方が良いでしょう。
培養土
トマト栽培用の培養土なので、どれを選んだらいいか迷う人はこれを選んでおけば間違いありません。
注意点として、内容量が20Lなので、横長のプランターを使用する場合には2~3袋購入する必要があります。
【まとめ】トマト農家が一番におすすめするプランターは?
本記事では、トマト栽培にぴったりのおすすめプランターを5つ紹介してきました。
プランター選びに迷う方は、紹介した5つの中から選べばプランター選びで失敗することはないでしょう。
特に、最初に紹介した丸型プランターは、トマト農家の僕が一押しするプランターです。
これからトマト栽培を始める初心者の方には、「大きさ・機能・コスパの良さ」どれをとっても適しています。
デザインがシンプルすぎて地味にも見えるというのが唯一のデメリットですが、入門用としてはこれ以上ないくらいおすすめです。
一度使ってみると、どんなプランターを使いたいのかイメージが広がると思うので、入門用のプランターで始めてみてはいかがでしょうか?